結局私たちはブログに何を求めているのか
秒速でアクセスを稼ぐ悪魔のブログ論を公開します - Everything you've ever Dreamed
結局私たちはブログに何を求めているのだろうか
お役立ち情報やレシピを知りたいのなら、Yahoo!やGoogleからキーワードを検索したほうが知りたいことに近い情報が手に入る
今他人が何をしているのかということを知りたいのであれば、TwitterやFacebookで十分であろう
ただし、それらは顔の見える相手であることが多々であるため、今まで出会ったことのない人のことを知りたいというのであればやはりブログを徘徊するのが適切なのだろうか
じゃあ、ブログとは今まで出会ったことのない人と出会うためにあるものなのか
出会うといっても、コメントを残すだのなんだのしないと、一方的な出会いになるだろう
なんせ相手からは自分の存在を知ってもらえないのだから
もしブログがお互いがお互いの存在を認識する出会いを求めるものであった場合、閲覧者がコメントを残すことが必須条件となる
しかし、みなさん自分のブログサイトのアクセス数とコメント数を見比べてもらえばお分かりであろう
そう、アクセス数の方が極端に多いのだ
コメント数が0という人もいるだろう
じゃあ一方的な閲覧、すなわち相手に自分の存在を認識してもらうためにブログを閲覧しているわけではないことがわかる
そして私の導き出した答えはひとつ
「ひまつぶし」
これに尽きるだろう
ネット社会になってからというもの、家から出なくても、もっというとリアルな人間と顔を見合わせることをしなくても他人の情報が手に入る時代になった
家から出るという行為は、非常に手間のかかる行為だ
まず、布団から起き上がるという試練が待ち受ける。寒空のもと、やっとの思いで布団から出たとしても、そのあとシャワーを浴び、髪を乾かし、ムダ毛処理をして、歯を磨き、化粧をする、ドレスアップする、着ていく服を決めるのにも時間をさいてしまう
かかる人ならば1時間はかかってしまうだろう
私は20分で終わらせているが
そうまでして手間をかけて、人に会うために、情報を手に入れるために家の外に出る
そんな手間が煩わしい私たちは、布団の中にいて、シャワーもせずに、パソコンを枕元に引き寄せるだけで人に会うのと同じ効果を持つであろうネットの社会におはようございます
パソコンの電源を入れ、いつものはてなブログをお気に入り、ないしは新しいタブの履歴から開く
ネット徘徊タイムがはじまる
しかしそれは無限ではなく有限
仕事やらなんやらで結局外に出なくてはいけない
ようはブログは中、つまり家の中にいるときの
単なる「ひまつぶし」にすぎない
私たちがひまつぶしとしてブログを徘徊している以上、私たちの書いているブログもひまつぶしとして閲覧されている
わたしもあなたもひまつぶし
ならばそんなひまつぶしに時間をかけるなんてもったいない
言ってしまえば、ばからしい
私は他人のひまつぶしのために有限の時間を費やしているなんて
どこの誰ともわからない人のため時間を浪費するぐらいなら
自分のために使おう
自分の周りの人に使おう
偽善者ぶるなよ
人間なんて生き物は、結局自分とその周りの世界しか見えていないのだ
私の答えは「ひまつぶし」
あなたの答えはこれとは違うものになることを切に願います